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Schott

2024.04.16

The ONESTAR'S Vol.6 NAOYA MORISHITA (THEHIDEAWAY)

創業110周年を迎えたSchottを代表する革ジャン「ONESTAR」
1950年代の販売当初から変わることのない不変的なデザインは、現代も多くの愛好家により支持されている。
そんな「ONESTAR」を愛してくれている各業界のワンスターラバーズ"ONESTAR'S"にインタビューを敢行。

今回のONESTAR'Sはインフルエンサーであり経営者である、森下 直哉さん
株式会社 THE HIDEWAYの代表として飲食業や家具の輸入販売、アメ車販売などの事業を展開し、
休みの日も趣味を仕事に結びつけて、常に何かを考えているという昭和的な1面と、

ビジネスにお酒は必要ないという、現代的な考えの1面を持つハイブリッドな
実業家でありインフルエンサーとしても活躍する森下さんに、
3月13日にオープンしたSchott名古屋店でお話を伺った。もちろんONESTARを纏って。





-森下さんがイメージするSchottとは?

 

 

 

 

森下:Schottといえばライダースですね。
すぐ浮かびました。

ブランドのことは10年以上前から知っていましたよ、学生の頃からですかね。
革ジャンといえばSchottと言ってしまうくらいですが、
実際にライダースを買ったのは実はつい最近なんです。

大人になったらライダースを着よう、という思いが若い頃からからありまして、
僕の相方(AMERICAN WANNABE 龍平さん)のブランドがコラボしたライダースを買いました。

人生初Schottがそのレザージャケットです。
オーバーサイズで着たかったのでサイズは42を選びました。
なぜだかは分かりませんが、レザーを着ると気合が入りますね。

▶森下さんが着用したライダースはこちらから。


-アメリカにまつわるエピソードなどあれば教えてください。

 

 

 

 

森下:アメ車の販売も事業のひとつなので、
アメリカに車を買い付けに行っていて、たくさんエピソードはあるんですけど、

最近の話だと「ホットロッドを買って現地で乗ろうぜ」、という動画の企画があって、
まず車を買ってLA付近を走り回ってたんですけど、
ハイウェイで走っているときにブレーキが急に効かなくなって、死にかけました(笑)。

YouTubeを撮影しながらだったので、
気づかぬうちにオイルが漏れていてブレーキがダメになってしまったんです。

慌てましたけど、しょうがないのでハイウェイの途中で無理やり止めて、
レッカーを呼んで運んでもらいました。

ブレーキがかからないので、
エンジンブレーキとお祈りでなんとか止まりました(笑)。あれはかなり怖かったですね。





 

森下:あまり恐ろしい目にあったことはなくて、
強いて言うなら、ホテルで休んでいたら
銃声がしたので見に行ったくらいですかね?
本当は危ないから行かない方がいいんですけど (笑)。

あとは若い頃ですが、ブルックリンのお店は100軒以上回りましたね、
飲食の修行として。食のトレンドを探りつつ、その頃は内装屋も始めていたのでお店の装飾ばかり見ていました。


-どんなシーンでレザージャケットを着用しますか?

 

 

森下:バイクに乗る時や車に乗る時など、
モーターシーンが多いですね、レザーは暖かいので。

車の運転中も動きづらくはなりますがレザーは脱がずに頑張って着ています。
バイクはハーレーの49年式パンヘッドに乗っていて、
車はフォードのモデルTが何台かある感じです。

一番よく乗っているのは1923年式です、クラシックが大好きなので。
アメ車が好きになったのは小学生くらいからで、父親の影響をモロに受けています。

中学生の時にはローライダーのイベントにも行っていましたね。
出身が京都なんですけど、河原町で第一土曜日にローライダーのイベントがあって、
よく見に行っていました。で、積極的にオーナーの方に声をかけて、
乗せてもらっていましたね、中学生ながらに(笑)。

そこから好きな車の年代がどんどん下がっていって、
今の23年式に落ち着いたという感じですかね。

-ONESTARのコーディネートにマストなアイテムを教えてください。





 






 

森下:シルバーのアクセサリーがマストです。
普段からも使っているのですが、ライダースを着るときは尚更にですね。

あとスタイリングについてですが、アウターはオーバーサイズで着たいと思っています。
自分が細い分、服は大きめに着たいなと。

ボトムスは最近ようやく細身になってきました。
それまではワイドパンツばかり穿いていましたが。昔からルーズフィットが好きだったんですよ。

でも最近、東京でスタイリングを担当してくれているGLAD HANDのハチさんから、
ボトムスは細身で行きましょうと提案されまして。

ちなみに大阪でのスタイリングは相方であるAMERICAN WANNABEの龍平さんにお願いしています。何も考えなくていいので楽ですね。

 

-森下さんのライフスタイルについて教えてください。




 

森下:先ほどもお話ししましたが車やバイクが好きです。
初めて車を買ったのは18歳の時で、国産車でした。

そのあとすぐに19歳~20歳でアメ車を買いました。
現状はアメ車を6台くらい所有しています。

アメ車販売もしているので。
ちなみにアメリカでの買い付けは殆どネットで済んでしまいます。

仕入れた分はすぐ売れてしまうので、
倉庫には自分のコレクションしている車しか置いていないですね。

 


 

森下:刺青は昔から好きで20歳から入れ始めました。
肩から始めて、いまは見えるところを埋めていこうと考えてます。

刺青に関してはこだわりがなくて、目立てばいいやくらいの感覚です。
彫師さんのところに行くまでノープランで柄も決めずに行って、
現場で何入れましょうか?という会話からスタートするくらいです。

いまは大阪のデスペラードさんに入れてもらっています。
僕の出身は京都で育ちが滋賀ですが、滋賀って何にもないんです。

それで、東京で飲食店で修行をして滋賀に出店すれば
滋賀で一番になれるかも、というナメた考えで飲食業をスタートしました。

地元を盛り上げたいという気持ちももちろんありました。
10年くらい修行して30歳で独立しました。
 



 

森下:昔からですが仕事が趣味ですね。
仕事に結びつくこと以外は基本しないんです。ここは結構極端です。
完全なワーカホリックなので休みなんていらないです(笑)。

同世代で一番働けば勝てると思っているので休んでいられない、ということもあります。
お酒も飲まないですし。飲んだ次の日のパフォーマンスが
下がるのが嫌なのと、単純に味が苦手です。

あと、常に気を張っていたいので、
お酒を飲んで気が緩んでしまうのではないか、と考えると飲まない方がいいかなと。
だって飲みの席で話したことなんて覚えてないじゃないですか。
お酒を飲むことを否定するのではなく、
あくまでも僕の考えですが、ビジネスにお酒はいらないという考えなんです。

遊ぶ時も仕事で関わるメンバーとしか遊んでないですね。
飲み行こうと言われたら、なんで?って答えますし(笑)。
こういう話はわりとオープンにインタビューとかでは話してますね。

他人から嫌われることをなんとも思っていないので。
万人受けしようと、そもそも思っていないんですよ。
 

-今後の展望を教えてください。



 
 

森下:僕は車の整備はできないけどアメ車を売ることはできる、
ということを世に示していきたいんですよ。

車の知識がなくても車の販売はできるし。
うんちくを語らず第一印象でカッコいいと感じてもらったものを
買ってもらう方がいいと思ってます。不良は多くを語りませんから。

世の中には様々なカルチャーがあって、
各分野に詳しい人ってもういっぱいいるんですよ。 車でも、飲食でも、こだわりを持った本気の方たちには
今から努力しても知識量や経験力で勝てないですから。
根本的に関わってきた時間が違いますからね。

だから、そういうプロの方がやっていないことを考えて商売しています。 こだわったオンリーワンなバイクや車を売るのではなく、僕は台数で勝負します。 こだわった1台を時間かけて売るのではなく、同じ時間で5台売った方が効率いいですから。


 





 

森下:今の時代って、同世代に行動力が高い人があまりいないんですよ。
それがすごくラッキーだと思っています。

単純に目立ちたいっていうのもあります。一番になりたいんですよ、同世代で。
だからSNSを頑張って、そこまでこだわらなくても軽い気持ちでアメ車に乗ってみたいな、
とか少しでも興味がある色々な方にアプローチしていきたいんですよね。

最近の若い子は、マニアックなところに入ってこないっていうのもありますけど。
ハードルが高いって思うんですかね?あとは自分より下の世代に、
僕みたいに適当な人間でも、その気になれば飲食やアメ車販売、
内装屋など経営できているよ、というのを見せていきたいですね。
 





 

森下:今あとは別会社も3つ増やそうかなと考えています。
とにかく会社をたくさん経営したくて。

一つの業態で100軒出すよりも、色々な業種で50社持っている方が格好良くないですか?
恰好をつけるにはお金がかかるけどけど、恰好よくお金を稼ぐことを意識しています。

飲食店を底上げする事業にしようかなとか、
プロジェクションマッピングを使った飲食事業とか、アパレル事業も考えています。

他にはマーケットにホットロッドをどうやって広めようかなとか、
考えることは山ほどあって全然時間が足らないんです。

でも、そんな僕をSNSとかで見て、楽しいそうだな、
自由でいいな、と思ってもらえるようにこれからも突き進んでいきます。
男として恰好いいことさえできていれば、僕はそれでいいんです。
 





 

 


 

氏名:森下 直哉
職業:経営者/実業家
身長:178cm
着用サイズ:44インチ

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