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Schott

2023.10.20

The ONESTAR'S Vol.2 YUSUKE YACHI (格闘家)

創業110周年を迎えたSchottを代表する革ジャン「ONESTAR」。
1950年代の販売当初から変わることのない不変的なデザインは、
現代も多くの愛好家により支持されている。
そんな「ONESTAR」を愛してくれている各業界の
ワンスターラバーズ"ONESTAR'S"にインタビューを敢行。

今回のONESTAR'Sは、格闘家の矢地 祐介さん。
格闘家である矢地さんから趣味の自転車の話を中心に、
色々とお話を伺った。
もちろんONESTARを纏って。

-矢地さんがイメージするSchottとは?

 

 

 

 

矢地:No.1のレザージャケットのブランドですね。
王道No.1という感じです。
レザーといえばSchottぐらいしか浮かばないですね。

若い頃は手が出せない憧れの存在でした。
お洒落な先輩とか着ている人がいたので。

 

 

-アメリカにまつわるエピソードなどありますか?



 

矢地:コロナ前にNYにプライベートで行きましたけど、
好きなエリアは西海岸ですね。
あののんびりした雰囲気が好きで。練習でも何度か行ったりしています。
アリゾナの方とか東の方だとフロリダとか

最初に練習で行ったときに、日本人、アジア人だからめちゃくちゃナメられるんですね。
差別とかではないんですけど、すごい下に見られて。

「これはこういう風にパンチ出した方がいいよ、タックルはこう入るんだよ」
みたいな感じで、すごくマウント取ってくるんですよ。
まあ、まずはハイハイって聞いて、だんだん練習に馴染んできて、
聞いたら、その教えてきた人はただのアマチュア練習生だったらしいんですよ(笑)。

そんな調子でみんなナメてかかってくるんですけど、実戦形式のスパーリングとかが始まって、
いきなりカマしたら急に拍手とかしだして、「ヤバい、お前スゲーな」みたいにリスペクトされて、
そこから輪の中に入れてもらえる的なことはありましたね。

分かりやすくてすごくいいですね、格闘家は。
どこ行っても最初はナメられやすいですねアジア人は、顔も幼く見えるし。

 

矢地:遠征の練習が終わった最後の日に、近所のバーに行ったのですが、
サンフランシスコのテンダーロイン地区に住んでいた友達の家に泊まっていたんですね。
その地区はアジア人だけで夜は絶対に歩いてはいけないと
言われている危険なエリアなのですが、
白人が一緒にいれば大丈夫と聞き、友達の知り合いの白人と一緒に遊びに行きましたね。
その時は、「人種」というものを体感しましたね。

英語は話せないけど、練習中とかのコンタクトは英語です。
まあ、決まった言葉しか使わないし、特殊な用語なので全く問題ないですね。
お酒に関してというか、暴飲暴食はしませんね。
年間で30日くらいしか飲む日はないとおもいます。

僕、麻酔が効きづらいみたいで、胃カメラの検査で静脈麻酔ってあるじゃないですか?
その時に全く効かなくて、通常量の5倍くらいでジンワリと効いてきた感じだったみたいです。
なので、お酒もあまり酔わない体質なので、飲むときは相当飲みます。

-どんなシーンでレザージャケットを着用しますか?





 



 

矢地:普段着として秋冬シーズンに着ます。
しっかりライダースとして着る人ももちろんいますが、
僕の場合は着てなんぼなので、普段から着用して味が出たり傷がついたりすることが
色々なストーリーとして生まれてくると思っています。

なんてことない風景でもライダースを着ていることで思い出として残ったり。
もちろん自転車に乗る時も着ますよ、万が一事故してもケガしないですもんね、
ライダースだから(笑)。※個人の感想です。

-ONESTARのコーディネートにマストなアイテムを教えてください。




 

矢地:履き古したコンバースと、かぶりまくったベースボールキャップです。
僕が、これぞライダース!的なコーディネートが苦手なんですよ。
レザージャケットってキメに行きがちじゃないですか。
だからバランスをとっています。

目指すところはアメリカの「普通のおじさん」なんです。
アメリカの田舎の家族で経営している牧場のお父さんみたいな。
かぶり倒したローカルチームのキャップに毎日履いているスニーカー、
ボロボロのチノパン穿いて、でもレザーだけは昔買ったライダースをずっと着ているみたいな。
お出かけの時もこのライダースを着ていく、普段着でもあり一張羅でもある、
というイマジナリーアメリカのおじさんが僕の目標ですね。

それの日本版で、ホームチームはヤクルトスワローズだからキャップもヤクルトなんです。
だいぶ確立されてきました(笑)。
あとはTシャツをパンツにインしたらほとんど完成ですね(笑)。
ヤクルトとジャイアンツが僕のローカルチームなんです。
 





 

矢地:スニーカーは迷ったらコンバースハイカットですね、
アメリカ製の。これはだいぶ履きこんでます。
踵をすらないので長持ちするんですよ。一時期毎日履いていましたね。
 

-矢地さんのライフスタイルについて教えてください。




 



 

矢地:スニーカーも好きなんですけど自転車のポジションは大きいですね。
自転車は僕の交通手段でもあります。
都内で30分圏内であれば基本自転車で移動しますね。
30分以上は車で移動します。練習も自転車で行きますよ。

今日乗ってきたのは「ブリジストン」で、他にニューヨークの自転車メーカー
「ブルックリン」とサンディエゴの自転車メーカー「リーダーバイク」があって3台持ちです。


 




 

矢地:ちなみに「ブルックリン」は2000年前半にブルックリンフレームワークスという
ブランドの社長がハンドメイドで作っていたフレームです。

「リーダーバイク」はアルミフレームでとにかく軽い。
今日乗ってきた「ブリジストン」と
「ブルックリン」はスピードが出る、「リーダーバイク」は雨用ですね。

「リーダーバイク」はフリーギアにしているのでママチャリみたいな感じです。
乗る時の姿勢もリラックスできるので、疲れた時にゆっくり乗りたい時にも乗りますね。




 



 

矢地:この「ブリジストン」は元々競輪選手が使っていたフレームですよ。
競輪選手って何台も作るんですけど、使わなくなった車体を市場に出すんですね。

そういうパーツを集めて組み立てたり。昔でいうミニ四駆の感覚です。
あと、自転車って一体感が得られるんで、気持ちいいですね。


 

-今後の展望を教えてください。




 



 

矢地:格闘家としてはRIZINのベルトを取りたいなというのがまずあります。
その先は北米のMMAの団体、UFCなどにチャレンジしたいですね。
格闘界のメジャーリーグなので。

年末の大会に出たかったのですが、おととしの年末にタイトルマッチで負けてしまったので、
順番を待っている状態なので今年ということはなさそうですね。

元々9月24日と10月1日の試合があったのですが相手からキャンセルされてしまったので、
大晦日につながるストーリーが生まれなくなってしまったので黄色信号中なんです。
ただトレーニングは試合あるなし関係なく続けているので、
出られるチャンスを逃さないよう準備をし続けます!





氏名:矢地 祐介

職業:格闘家

身長:178cm 着用サイズ:40






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